海洋天堂
一昨日、なんとなしにBS NHKにチャンネルを合わせてみると、海洋天堂という映画を放送していたので、そのまま観ることに。
ジェットリー主演
ジェットリー演技うまいやんけ。アクションのイメージがどうしてもあったのですが、この映画では一切アクションなしです。
ちなみにジェットリーは脚本を読んで感動したそうでノーギャラでこのオファーを受けたそう。ノーギャラ、ノーアクション。
ストーリーは自閉症の息子と余命数カ月のその父親の親子の物語です。
初めの数カットを観ただけでも良い映画だということが分かります。なんなんでしょうね。カメラワークなのか、役者の能力なのか、なんなのかはわかりませんが良い映画というのは最初のシーンからして感じるものが違うんですよね。
あとこの映画、登場人物がみんな良い人なんですよね。
良い人しか登場しない作品は映画に限らずですが、ちょっと嘘くさくなってしまう可能性が高くなります。
その中でこれを嫌味なく成立させるのは流石でしたね。観ていて気持ちよかったです。
それと、この映画を良いものにしている要素として音楽が挙げられる。音楽が良い映画だなーなんて思って観ていたんですけど、スタッフロールに久石譲の文字が出てきたので納得でした。
すべての面において良い映画であったといえます。こんな良い映画があったとは知りませんでした。自分で選んだ映画を借りてくるのも良いですが、知らなかった作品に不意に出会うのも良いです。