幕が上がる
先日レビューした青い春と一緒にレンタルしてきました。
前から気にはなっていた作品。
別にももクロが特別好きなわけで借りてきたわけではないっす。嫌いでもないけど。
まあそこはどうでも良いというか、兎にも角にも作品が面白ければ良いわけです。
と思ったのだが、この映画、思ったよりももクロ色が強い。
いや、別に演技自体はそんなに悪くない。寧ろひたむきな高校生を自然と演じられていて、結構良かったです。
ただこの映画にももクロの楽曲がイマイチ合わない。
特にエンディングとか
あと全体的に良いんですけど、明確な山場となるシーンがないというか、起伏が若干少ない気がしました。
それでも良い映画には変わりはないです。
この映画の主人公も、将来に対して漠然とした不安を抱えていて、自分の未来のイメージが見えていないのですが、今を生きることで、目の前のことに必死になることで、道が開けてくる。
何事もそうですが、今を生きられないものに明日を語る資格はないといいますか、今の積み重ねで未来が出来ていくんですね。
そんなことを思わされた映画でした。
それにしても、黒木華が良かった。
演技が若手の女優の中でもずば抜けてます。