生きる
映画「生きる」を観に行ってきました。
午前十時の映画祭というやつですね。
大学生の私は500円で観れるのです。
黒澤明監督作品であり、主演は七人の侍でもお馴染みの志村喬です。
退屈な役所勤めを30年関続けてきた愚鈍な男が、肺癌になったことにより、誰よりも強く"生きる"ようになる物語である。
死刑宣告ともいえる肺癌
だが死によって、生というものが初めて見えるようになる。
少なくともこの映画の主人公は肺癌であることがわかる前、それ以前の人生はまるで空っぽであるかのように、まるで死んでいるかのようなものであった。
彼は生きたのだ。死を宣告されたその時から生きはじめたのだ。
非常に面白かったです。黒澤明というと時代劇の印象が強いですが、現代劇であっても面白いです。
だからこその名監督なのでしょうけども
それにしても500円で映画を観られるってのは最高ですね。
痰絡みまくりのじっさんばっさんしかいませんでしたが(失礼